2013/06/04

ゆめ

夜の下北沢の町を歩いていた。
何人かで待ち合わせをして、ごはんを食べようとしていた。でもわたしはあまりおなかがすいていなくて、軽くも食べられる店を探した。
大体のひとが一眼レフを持っていて、連写をして遊んだりしていた。

次の瞬間昼だった。
一緒にいた某お姉さんを撮影した。
同行者の知らないスーツのお兄さんがむかつくことを言った。私はカッとなって店の売り物の本を投げてしまう。それ売り物だろ!!と怒られる。わたしは余計怒る。また物を投げる。

気がつくと辺りはよくわかない店の中に変貌していて、後ろに保険屋のカウンターがある。「銀行からお電話です」と一行に話しかけてくるお姉さん。「誰にですか」「よくわからないんです」なんとなく、嫌な感じがした。同行の女の子が出た。しかし、私宛てだと言う。
「もしもし」
「もしもし」相手は年を取った女の人で、すごく小さい声だった。
「あなた忘れているでしょう、20日よ」みたいなことを言われた。意味がわからなくて、わたしの記憶力が弱いことを説明した。
年を取った女の人は「エリちゃん」と名乗った。どうやら私のおばあさんらしい。そんなひとしらないけど。同行者がうるさくてあまり話が聞き取れなかったけれど、要するにさみしいから帰ってきてほしいということだった。もうすぐ死ぬことを悟っている感じだった。何がきっかけだったか忘れたけど、私は泣いていた。号泣していた。保険屋のお姉さんがタオルを持ってきてくれたりした。同行者もさすがに静かになってきた。
気がついたらそこにいたままわたしは小学生になっていた。そして何故か手紙を渡される。3通くらい。
「引っ越しても元気でね」プリクラが貼ってあったりした。これは夢だとその時気がついたけれど、もう少し見ていたいと思ってそのままじっとしていた。私は反射みたいなかんじでずっと泣いていた。変なエンディングテーマみたいな曲が流れている。映画かよ。

長い夢だった。