2015/11/07

体調と言葉

気持ちが荒んでいる。
時折、悪夢を見る。現実もなかなかハードなのに、夢までつらいとはどういうことなのだ。
ものすごくだるくて頭がぼーっとしてとんでもなく眠くて鼻水が出てくしゃみが出るから風邪だと思っていたらどうやら花粉症疑惑が浮上した。そもそもアレルギー性鼻炎だし、この頃薬を飲んでいなかったからアレグラを購入して飲み始めた。頭がぼーっとするのが少しだけ改善して、眠気も少しだけ取れた。でも少しだけだからものすごい時間を睡眠に割かないとただの移動する肉塊でしかない(そもそもそうだと言われればそれまでだが)。つまるところ、何をしても非常に効率が悪い。友人と会ったり、打ち合わせや納品などで気が張っている時はいいのだが、どんなにいい人でも解散した瞬間に空気が抜けてしまう。そもそも気を張るなという話なのだろうか。そうもいかないし悩みどころである。そして圧倒的疲労感を持ち帰ってご飯を食べて、パタリと寝てしまう。朝になって起きてから洗濯機を回したり掃除機をかけたりしているともう出かける時間で、余裕がない時はそういう家事もできずに出かけてしまう。

「自分で家事しないと生活の実感が感じられないよ」1年位前の言葉がぐおんぐおんと響いている。言葉はいつまでも張り付いたり、間違って認識していたり、簡単にはがれたり、身近でありながらその不思議な力にはおそれを感じることがある。コントロールできそうでできない「言葉」に取り憑かれた私のような人間たちが今日も何かをゆらりゆらりと綴っている。そして言葉はするりするりと逃げていく。