2020/11/27

イルミネイション

街がイルミネーションでチカチカしていて、乱視気味の私の目には大変なノイズであった。電飾をつけられる木にはストレスがないのだろうか、とか余計なことを考えてしまう。


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ビッグイシューを買った。

販売員のおっちゃんはやたら元気で、でも腰が痛くて2足歩行じゃなくて4足歩行だったら痛くないのにと言っていて笑った。誌面の短歌特集は結構ちゃんと短歌特集だった。


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電車が混んでいることが多くて、何本でも見送ってしまう。こんなに待つなら歩いた方が早かったな……と思いながら少しだけ空いたような気がする車両に乗り込む。次の駅で空く。なんだったんだろうと思いながら座る。もう一駅歩くのを習慣化した方がよさそう。でもいつも忘れている。そんなもんか。


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この時間に起きて何かを考える日が多い。

昨日は5時間連続で寝られた。すごく珍しい。

打って変わって、今日は2時間で起きた。赤子かよ。

あきらめてストレッチをしたり、こうしてブログを書いたりしている。長文しか勝たん状態のnoteに比べてライトな気持ちで書いている。雑記帳的な。

2020/11/22

陳列棚

 不動産の営業マンに捕まってしょうもない話をして、何をしているんだろうと思って「何の話や!おなかすいた!」と切り上げた。空腹をこじらせた後のごはんはおいしかった。


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地味で気づかれにくい仕事について考えている。

ちょっとした掃除をこまめにやるとか、ストックを切らさないように買っておく、とかそういうの。

あまりにも地味すぎて評価されないし直接お金になるようなことじゃないんだけど、勉強ができるのと同じくらい実は貴重なことだよなと最近頭でぐるぐるしている。昔の上司は「やらなくても死にはしないから!」が口癖だったけど、やらないと心が死ぬみたいなのは共有できなくて、共有できなさにくじける場面が何回でもあった。押し付けがましいのはどんな場面でもなかなかつらいものである。


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夢の話。

昔写真を撮ってもらったことがある人が出てきた。

今どうしているんだろう。

写真好きなんだけどな。

夢の中でのその人は明日はデートなんだ!と色んな人に言いふらしていたけど、多分そういう人じゃない。

相変わらず私は夢の中での引越しに成功せず、まだ実家にいる。

2020/11/16

ふよふよ

 3時間くらいしか眠れなくて、でも病院の予約があるから頑張って起き上がって病院へ行った。

3時間しか寝られてないの!?よくきたね」と言われた。そう、えらい。

帰りにモスバーガーで米粉ポークサンドを買ってテイクアウトしたら電車を乗り間違えて、家に着く頃にはだいぶ冷めていた。それでもおいしいが。


その後昼寝をしたら珍しく夢を忘れた。

いつもは鮮明に覚えている。記憶の容量は一定で、夢に容量を取られると覚醒時の記憶が薄くなるから適度に忘れるようにできているらしい。どーりで忘れっぽいわけだが、これは実は自業自得で、つらすぎることがあった時に夢日記をつけて夢を覚えていられるようにしたことが10年くらい前にあって、そこから夢と現実の区別がつきづらくなっている。あと、現実で嫌だと思っているけど言えないみたいなことが募りすぎると夢で本人に言ってスッキリするという現状が起こるのだが、夢と現実の区別が曖昧すぎて、現実で言った気になってしまい、そんなの聞いてない!と相手に言われてトラブルになったことがある。しかしまぁ最悪な事例だな。というわけで夢日記はおすすめしない。

2020/11/15

偕老同穴

 ひんやりした朝、うだるような夏。

思い出すことが多い。記憶の引き出しを開ける度に、そんなところにまで刻まれていたのかいと自分に驚く。


ひとつひとつの小さい記憶の引き出しを丁寧に掃除して定位置に戻していくような生活をしている。少しのことで引き出しは壊れてしまう。他者に故意に壊されることもある。大丈夫になるのに近道や裏技はなくて、壊れないように石橋を叩いて渡る。それでも変わりたいと思う意思だけが私を進める原動力で、もうこれを始めて10年にさしかかろうとしている。人生で関わった人間たちの言葉が、その時そのままのテンションでぐわんぐわんと鳴り続ける轟音の中を高音部を聞き取る部分が麻痺した耳を曝して歩いていく。