2014/07/01

震災の後の捜索も原発事故後の処理もなんとなく他人事だと思っていたでしょう、あれをやってるのは全部ヒトだ。ライブにきてくれていたお兄さんが自衛隊予備隊員だったから被災地に派遣されると言っていた。できるだけ酷じゃない任務につくといいとおもったけれど、それは他の人に酷な任務を回しているにすぎない。そう、いつだってなんとなく他人事だったのだ。そして多くの人はこれからも他人事なのだ。
頭があまりよくないから朝日小学生新聞を読んだ。わかりやすいけど端折られてるところは沢山あるんだろうと思いながらも集団的自衛権フムフム…となった。自分や身の回りの人がとりあえず平気でも、今まで絶対ありえなかった理不尽な派遣で人が死んだり傷ついたりPTSDになったら、気分はよろしくない。
私は左右どちらの人の発言も、あるいは左右どちらでもないと自覚しているひとの発言も大体気持ち悪いとおもっている。そもそもこんなこと言及しなくていいなら言及したくない。その気持ち悪いと思っているひとたちとの接触を避けたいからだ。極左大学に通っていたけれど、共産主義には興味がないし、その時政権を持っている党の人間の発言にいちいちケチをつけるのはいかがなものかと4年間ずっと思ってきた。極右思想の人も知り合いにいるけど、なんで左右のいいとこどりできないんや…というのが正直なところであるし、これについて言及されても、ふーん…しか言えない。
政治にあまり興味がなくても、意見の論争を見ているだけでストレスがたまるというのに、政治に興味があってそういう活動をしていたら、自分の主義主張をアピールする為に身体を焼きたくなる気持ちもわからないでもない。でもやり方が下手だとおもう。大学の極左思想の人々は昼休みにメガホンを持って、いまの政権がいかにだめかを演説をしていた。彼らの発言内容は日本語だしとりあえず耳には入る。でも静かに昼休みを過ごしたいひとたちにとって、本当に騒音でしかなかった。多くの人が国会の前に集まったことは無意味だとは思わないけど、興味がないひとたち、そして議員たちにとっては騒音でしかないというのが現実であろう。でもなにをしたら政治のことでまずいと思ったことを阻止できるんだろう。先が明るくないと思うと、長生きはしたくないな…と思ってしまうね。