2014/10/27

かわいそうなひと

すごく趣味が悪い自覚があるから人には言わないけど、電車で寝ている人を見ると棺桶でもこういう顔をするんだろうと思う。

多分私を必要としなくなる人に必要だと言われてままごとに付き合っているうちに失う時間と、癌におかされても必死に生きているあの子の時間はどう考えても全然違うものだ。でもおんなじ顔をして私らの前をビュンビュンと過ぎていく。
ままごとは何かに生きるかもしれない、あの子は長生きするかもしれない。そうじゃなくて、少し刹那的に生きてみたらどうかなって話なわけよ。